顔面の下1/3の解剖学的な要素は、(1)下顎骨(2)咬筋(3)皮下脂肪(4)皮膚の弾性が考えられます。このうち最も大きな改善がみこめる要素は、下顎骨と咬筋に対するアプローチになります。
もちろんそれ以外の原因の場合には、原因に合わせた手術をおこなわなければ意味がありませんが、ここでは、下顎骨、もしくは咬筋の発達によってエラが張ってしまっている場合の治療についてご説明します。

咬筋は、物を噛む時に使われる筋肉の1つです。
この咬筋が分厚いために、エラが張ってしまっている場合があります。診断は安静時や咀嚼(噛む動作)時の状態を触診で判断します。
診察の結果、咬筋の厚みが原因であれば、しわ取り治療で有名なボトックス注射によって、咬筋の厚みを減少させることができます。
ボトックスの作用としては、神経伝達物質の生成を阻害して筋肉自体が収縮できなくなります。その作用を利用して咬筋を委縮させることができます。
効果は永続的ではないですが、手軽に治療をお受けいただくことができます。
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